武田信玄は病に倒れなければ天下が獲れたのか
どうも織田信長はJKに似ていると思う
一条兼政です
今回の考察は武田信玄は
病に倒れなければ天下が獲れたのか
結論から言えば
自分の考えはYESに近いNOです
ですが絶対的なNOでは無く
天下が獲れる確率は40%ほどかなと思います
確かに武田信玄は戦国時代において
最強クラスの武将なのは間違いない事実ですが
武田信玄の活躍した時代の主要部隊は
槍刀、弓、馬
騎馬隊が有名な武田家は
この時代においては最強クラスでした
ですがこの先、
織田信長というJK並みの流行先取りおじさんの
出現にて南蛮由来の鉄砲などの飛び道具が
主流の戦いに変化していった際に
武田信玄がどこまで流行に乗れるかが鍵になります
ですがその前の徳川家康の大敗もあり
敗れ滅亡している可能性はとても高いです
そしてこの時、完全に滅亡させ
尚且つ織田信長は討ち取りさえすれば
武田信玄の天下が
ぐっと近づくのは確かではありますが
越後の上杉家、小田原の北条家
中国の毛利家などが黙っていないのは確かです
それに織田信長が例え亡くなっていても
鉄砲を主流に戦いを始める
大名が出てくるのは必然であり
武田信玄が先に戦闘に使えるように
鉄砲の準備を始めるかと言うと
正直厳しいと思われます
なぜなら先も言ったように
武田家の主は騎馬隊であり
その時代最強の騎馬隊を持って
武田信玄自身が自信を持っている
部隊を変えることは難しく
武田信玄の配下なども
頑なに騎馬隊にこだわる者が多いのも事実で
鉄砲主体の部隊を作れるかは
とても厳しいのではないかと思います
逆に言えば織田信長は武田家の騎馬隊のような
突起した部隊が無かった点で
鉄砲に移行することが簡単でもあり
流行先取りおじさんのような
流行に乗れる環境にあるものが
天下を獲りやすいです
その点を考えれば
中国の毛利家も武田家と同じく
毛利元就の言いつけの中国死守で他国に出ることを禁じるといったことを守る
輝元たちでは天下を獲るのは難しいと思います
また鉄砲で有名でその当時傭兵的な役割をしていた
雑賀衆を味方につけるのもアリかとも思いますが
親織田派と反織田派と派閥が分かれ
内部分裂をしていたことを考えると
あまり期待できないとも思います
では、織田家徳川家を抜いた
その時代の大名で
誰が1番天下が近いのか
私の考えでは
1番手に挙げるなら
上杉家
武田信玄に並ぶ最強クラスの武将で
尚且つ信玄のような騎馬隊などの
突起した物ではなく
バランス良く使える上杉は一歩有利なところ
2番手には
九州島津家
ただ本拠地が九州の島津家は
中心から遠くとても不利ではありますが
鉄砲伝来の地に近く
キリシタンの多い九州なら
鉄砲隊を整えるのに有利
3番手にやっと武田家
柔軟な対応さえ出来れば
トップクラスに天下に近い
大穴には
もしも話しなので
もしも毛利元就の遺言を守らず
中国地方から打ってでれば
有力候補間違いなし
ですが私がオススメしたい大本命は
当時赤松家に属し
豊臣秀吉が最も恐怖し
徳川家康が自分が天下を獲らなかったら
誰が獲るかとの質問で答えた
黒田官兵衛を最有力として挙げたい
真っ先に
明智光秀を討つように進言したり
幅の広い柔軟な発想もあり
軍師としてもトップクラスで
豊臣秀吉が天下を獲れたのも
黒田官兵衛がいたからと言っても過言ではない
そして関ヶ原の合戦中
九州にて兵を挙げ
九州統一を狙い行動起こしました
関ヶ原の合戦が1日で終わっていなければ
黒田官兵衛が九州を統一していた
可能性は高く
天下を獲れる可能性は非常に高いと思います
なので私の天下に1番近い武将は
黒田官兵衛その人だと思います
最後までお付き合いありがとうございました