命 〜さとうきび畑の唄〜

 

先程さとうきび畑の唄という映画を借りて観ました

小学生の頃1度観たことがありました

その当時は深くまではわからなかったものの

衝撃を受けた事を覚えています

 

そして今この歳になって

守るべき奥さんと子供達がいる今

この映画を観ると

また違う景色が見えました

今この平和な時代に産まれ

マンネリとした毎日を送り

仕事したくないなぁと思いながら

仕事に向かい

何事もなく疲れ帰ってきて

愛する嫁と子供達と

ふざけ笑い合うこのひと時が

どんなに幸せで

どんなに尊いものか

この映画を観て再認識されました

 

もし自分がこの戦争の時代に産まれ

さっきまで笑い合っていた家族が

バラバラに別れ

いつものこの風景が火に包まれてしまっていたら

自分は一体どうなるのだろう

そして自分は家族を守り抜くことは

出来るのだろうか

戦争とはとても恐ろしく

人間の無力さを痛感致しました

 

その時代アメリカは敵だと

生きて捕虜になるのは恥だと

教え込まれ

集団自決や

バンザイ突撃などで

多くの尊い命が亡くなりました

家族を守る為と戦い

家族あるアメリカ人を殺し

家族ある日本人を殺す

一体だれがそんな事を望むのか

みんな生きたいに決まってる

アメリカ人とか日本人とか

ドイツ人とかユダヤ人だとか

関係無く

同じ人間で

家族がいて

命に優先順位などは存在しない

 

まして人が生きる為の資源を集めるのに

人の命を捨てていたら

なんの意味もない

この映画の中の世界かのような

現実にあった世界

死ぬことが美徳と考えられていた時代

第二次世界大戦で亡くなられたのは

日本人関係だけで約310万人

世界では5000万人から8000万人

8500万人とも残っています

そしてその中でも一般人の数が

3800万人から5500万人

軍人の数が2200万から2500万人と

一般人の数のが多く

沖縄戦での死者は

日本
陸軍戦死者 67,900人
海軍戦死者12,281人
捕虜 10,000人
沖縄県民死者・行方不明者122,228人
内民間人死者 94,000人

 

アメリ

総死者20,195人(内戦死者12,520人~14,006人)
戦傷者 55,162人
戦闘外傷病者26,211人

イギリス

85名で

民間人の死者が圧倒的に多く

集団自殺など

武器を持たない人達が亡くなれています

 

総死者数8500万人と考えたら

今の日本人口の半分以上が

あの大戦で亡くなられたと考えると

あの大戦の悲惨さがわかります

 

 

戦争は人を不幸にします

戦争で得られる幸せはありません

こんな悲惨な戦争が2度と起こらないように

 

笑顔は人を幸せにし

笑顔でいると優しい気持ちになります

笑顔に溢れる世界になりますように